工事現場という劣悪な環境で、求められる写真を上手に撮るのは中々難しいもの。
まず、工事写真を撮る理由や目的は以下の事項が挙げられます。
(1)工事過程の記録
(2)使用材料の確認
(3)品質管理の確認
(4)維持保全の資料
(5)問題解決の資料
上記の事項をきちんと確認できるように撮影しなければ記録の意味がありません。
それを踏まえると『記録』としてどんな風に写真を撮れば良いのか答えがでるかもしれません。
~記録となる写真の撮り方~
(1)作業に着手する前の状況を細かく撮影しましょう。
(2)どの材料をどの程度使用したのか後日きちんと確認できるように、誰が見ても撮影内容が分かるように撮影しましょう。
(3)特殊な材料や工事方法を行う場合には、今後の資料として、その過程を細かく撮影しましょう。
(4)設計図通りに行われているのか確認できるような写真を撮影しましょう。
このように、工事写真は記録資料や確認資料として活用されるためとても重要な役割を持っています。
適切な記録ができるように日頃から心がけておくことが一番重要なのかもしれません。
上手な撮り方とは、撮影内容が一目で分かるように撮影する事ではないでしょうか。